環境行動計画書

株式会社桐原商事
2023年度 環境行動計画

1.環境保全活動への取組みについての現状把握と課題(「グリーン経営推進チェックリスト」に基づく現状把握と今後の課題)

(1) 環境保全のための仕組み・体制の整備

環境方針を策定し、環境保全管理者及び推進体制を定め、従業員に対して環境関連法規制の内容を伝えるなどしている(レベル1)。今後は、環境保全に関する積極的な取り組み項目を定め、管理責任者などの役割や責任権限の明確化をはかり、従業員に対して環境方針の徹底や環境に関する一般的な情報を定期的に伝えて環境保全 意識の向上を図るなど(レベル2)の取り組みが必要である。

(2) エコドライブの実施

燃費の把握や燃費改善目標の設定、エコドライブの基礎的な教育などはできている(レベル1)。

(3) 低公害車の導入

CNG車、ハイブリッド車などの国の定める低公害車の導入は難しいが、最新規制適合ディーゼル車導入を計画的に実施し、代替時には燃費基準達成車、低排出ガス認定車を選択するようにしている。

(4) 自動車の点検・整備

認証基準項目につき点検整備基準を定め実施しており、点検整備に関するドライバー 教育も適宜行っている(レベル2)。今後は、適宜、点検整備基準の見直しを行ない、より合理的、効率的な点検整備に努め、環境への影響及び無駄な経費の削減に取り組んでいく。

(5) 廃棄物の適正処理およびリサイクルの推進

廃棄物処理は適正に実施している。従業員への廃棄物に関する教育も実施している。

(6) 管理部門(事務所)における環境保全の推進

管理部門従業員に対する環境教育は現場従業員とともに実施し、エコマーク製品の購入、廃棄物分別の徹底、不要照明の消灯などは実行できている。使用エネルギー や廃棄物の発生量の把握ができていない。

2.目標

  • (1) 環境教育の推進
  • (2) 燃費向上 : 対前年比1%向上(事業所平均燃費: 4.34Km/L)
  • (3) 事務所での環境保全の推進 : エネルギー使用量および廃棄物排出量の削減

3.目標達成に向けた具体的な取組み内容

(1)「環境教育の推進」に向けた具体的取組み

日常点検時や掲示などを通じて、環境に関する一般的情報(環境の現状、問題、将来的な危惧など)や燃費実績等について、継続的に情報提供、教育を行い、従業員の環境意識の啓蒙を図る。

(2)「燃費向上 対前年比1%」に向けた具体的取組み
  • ・月次実績の公表、個別指導の実施目標未達成者に個別指導を実施する。
  • ・アイドリングストップの徹底待機時のアイドリングストップ徹底
  • ・エコドライブ講習会を2回(5月、12月)実施。全員参加とし目標に対し個別指導も行う。
(3) 「事務所での環境保全の推進」に向けた具体的取組み

ゴミの分別を再徹底し、年間においてゴミのさらなる削減に努める。月次実績を電気使用量とあわせて公表する。下期より、上期実績を踏まえた削減量の目標をたて取組む。

2023年4月1日
株式会社桐原商事
環境保全管理責任者
代表取締役 桐原 剛